新しい趣味としておすすめ
老後を見据えて新しい趣味を模索している方におすすめしたいものが陶芸です。
陶芸は男性でも女性でも性別に関係なく熱中することができて、とても楽しいものです。自分でこれまでこの世に存在していなかった新しい作品を生み出すことができるのです。
その喜びは陶芸でしか得られないものであり、特別な技術がなくてもすぐにハマることができるでしょう。陶芸の楽しさの一つとして、自分の好きなような形に作ることができる点があります。お店ではいろいろな陶器が売られているのですが、その中に自分の好みのものがないこともあります。
自分で陶芸をして、自分で好きなデザインのものを作ることによって、本当に欲しいものを手に入れることができるでしょう。好きな形や大きさの陶器を作ることができて、それを実際に日常的に活用することも可能です。世界でたった一つだけの自分のためのオリジナルの陶器を手にすることができます。
何かものを作っている時というのは、それだけでも楽しい瞬間であり、大きな喜びを感じられるのです。ろくろを回していき、自分の頭の中に思い描いている形を作ることができれば、達成感を得られるでしょう。
@陶芸の基本と入門~基本的な制作の流れと必要な道具~ | ワゴコロ
陶芸の魅力的なポイント
陶芸はどのような年齢であっても問題なく始めることができるというメリットがあります。他の趣味の場合は年齢によって諦めなければいけないことがあるのですが、陶芸の場合はそのような心配は必要ありません。体力についても自分のペースで作品作りに集中することができるため、安心して陶芸に専念すると良いでしょう。
陶芸を続けていると、だんだんと技術を高めていくことができるため、自分なりの方法で自分の望んでいる作品を作れるようになるでしょう。自分の陶芸の腕前が上がっていっていることが実感できるため、その点について喜びを感じられるのです。どのような陶芸作品にも個性があるのですが、陶芸を長く続けるほど自分の個性が作品に出るようになります。
陶芸をこれから始めたいと思っている方は、まずは体験コースを利用してみると良いでしょう。そこで陶芸とはどのようなものなのかが分かり、自分に向いている趣味かどうかも判断できます。どのような地域にも必ず陶芸教室はあるものであり、未経験者も気軽に受けつけています。
趣味として陶芸をすることの楽しさに目覚めることができれば、たとえ60歳や70歳になったとしても、生きがいを感じながら生きていくことができます。自分一人で始めるのではなくて、友人や配偶者を誘って始めてみるのも良いでしょう。周りをどんどん巻き込むことによって、その趣味をすることがどんどん楽しくなっていきます。
陶芸収集のススメ
国内には、北大路魯山人や濱田庄司といった有名な陶芸作家も多く、その作品は国内外問わず高い評価を集めています。陶芸を趣味とする人の中には、著名な作家の陶芸作品を集めることが趣味という人も少なくないでしょう。純粋に作品をコレクションしたり、床の間やリビングのインテリアにしたり、資産運用のために購入する人もいます。
作家の陶芸作品を購入する方法は、美術展や即売会などで購入できるので、好きな作家の作品を手に入れるチャンスがあったら、足を運ぶことをおすすめします。ちなみに、作家の陶芸作品は専門家以外では真贋を判別するのが難しいため、もしも作品を手放す際は専門の買取業者に依頼するようにしましょう。
また、陶芸のような価値の高い美術品は、万が一の際に補償ができないという理由で、引越しの際に荷物として運ばれないことも多いため注意が必要です。移動する場合は、個人で責任をもって行う必要があるでしょう。