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シューズ

転びにくい靴の選び方

ケガをしないために必要なこと

50代以降になると足腰が弱まってしまうため、ちょっとしたことでも転びやすくなってしまいます。
中高年の方が転んでしまうと、それによって骨折してしまう可能性が高く、そのまま寝たきりになってしまうケースもあるのです。
そのため、転びにくい靴を選んでそれを使うということはとても重要なこととなります。

ころびにくさにとって重要な要素として、くるぶしをしっかりと支えることが大切です。
くるぶしを押さえるような形の靴は、それだけでねんざを防ぐことができて、歩行も安定するようになります。
足首まできちんと包み込んでいるいわゆるチャッカーブーツが中高年には最適なのです。

爪先部分についてはある程度余裕を持たせるのが良いとされているのですが、シニア層の場合はできる限り小さいスペースのものが良いでしょう。
つま先の部分にスペースがあると、それによって引っかかりやすくなり、危険なのです。
スペースがあいている分だけ前に足がずれていく可能性が高くなります。

トウの形については、足の指の形に合ったものがよく、できるだけ広いものを使いましょう。
つま先については、その部分がきちんと上がっていて地面よりも上になっているようなものを選びましょう。
地面に接している部分は丸みのあるデザインの方が引っかかりがないため転びにくくなります。

シニア層の靴の選び方

シニア層が靴を選ぶ際には、靴底がどのような形となっているのかが重要です。
ヒール部分は平らになっていて、角がなくて、丸みのあるものを選びましょう。
かかと回りにはしっかりと芯が入っている方が良くて、しっかりとした構造になっているものが良いでしょう。

かかとの下部にはクッション性があることが重要であり、それによって衝撃を吸収しましょう。
軽くて柔らかい靴として宣伝されているものがあるのですが、軽くするためにそれぞれのパーツが薄くなっていたり、弱くなっているのでは意味がありません。
きちんとかかと部分で体を支えられるような構造になっている靴を選びましょう。

靴底はすべりにくいことが大事だと考えて、生ゴムが貼ってあるようなものがあります。
しかし、靴底がまったく滑らないようなものは、前につんのめってしまう危険性があるのです。
それなりに滑りやすい靴の方がかえって安全なケースが多いためおすすめなのです。

靴選びはきちんといろいろなメーカーの商品を試してみて、自分に合ったものを探していきましょう。
また、自分の足に合わせてオーダーメイドで靴をつくってももらうのも一つの手です。
オーダーメイドの場合値段が少し割高になってしまいますが、しっかりと足を守る歩きやすい靴が手に入ります。

怪我をしないことを最優先させて、快適に外を歩けるようなものを見つけてください。
きっと自分に合ったものを手に入れることができるでしょう。